Q:フィドルには弦が何本あるでしょう。
A:4本。
ところが、世の中には低音側に弦を1本追加した5弦フィドルなるものがあります。いかにもキワモノっぽいですが、フィドル(ヴァイオリン)よりも古い中世フィドルは3〜5弦のものが一般的だったそうですので、ある意味で伝統回帰と言えるのかもしれません。
5弦"フィドル"とは言うものの、単純にフィドルにペグを追加して、弦を5本張れるようにすればいいかというと、そうはいきません。フィドルの表板には、弦の張力によりなんと25kg前後の力がかかっています。音が低い弦ほど張力が弱くなるとは言え、1本増やせば負担はかなり増えてしまいます。そこで、板を厚くしたり、板のアーチの隆起を大きくしたり、魂柱(サウンドポスト、表板と裏板の間に立てられた柱。表板の振動を裏板に伝え、また弦の圧力を支える役割を果たします)やバスバー(楽器の内部、駒の低音側の端あたりに取り付けられた板)の強度を上げたりして弦の張力に耐えられるようにする必要があります。楽器の強度を上げれば当然振動しにくくなる、つまり鳴りにくくなるわけですし、演奏感覚もかなり変わりそうです。フィドルと5弦フィドルは、ヴァイオリンとヴィオラ程度には違うものなんじゃないかと思います。
さて、5本目の弦ですが、5本目の低音弦は、伴奏のための低音を出すか、メロディとベース音を同時に演奏するのに用い、チューニングはヴィオラの最低弦と同じチューニングにすることが多いようです(普通のフィドル同様、演奏する曲によっては変則的なチューニングもあります)。つまり、ヴァイオリンの音域+ヴィオラの音域をカバーするわけです。ヴィオラと言えば楽器の大きさが特に決まっておらず、ヴァイオリンと見間違えそうなものからずいぶん大きなものまでありますが、5弦フィドルも特に大きさは決まっていないようです。あちこちのサイトを見てみると、ヴァイオリンと同じサイズから、3/4サイズのヴィオラと同じ(ヴァイオリンより少し大きい)ものまでいろいろありました。弦が多い分、ネックが普通のフィドルより太いのは共通のようです。個人的には興味津々の楽器ですが、私の短い指では弾くのが辛そうですね・・・。
残念ながら私は実物を見たことがありませんが、ブルーグラスやカントリーではよく使われるらしく、画像はあちこちで目にします。
Timsviolinはキワモノ楽器をたくさん扱ってるので楽しいです。いろいろチェックしてみてください。私はこういうの大好きです。
日本でも5弦フィドルを扱っている弦楽器店を発見しました。けっこう売れてるみたいですね。チューニングはCGDAEで、フルサイズのヴァイオリンと同じサイズのものです。このサイズで低音がちゃんと響くのかどうか、気になります。いや、大いに気になりますね。自分の耳で確認したいほどに。この弦楽器店は左利き用ヴァイオリンなんていう珍しいものも取り扱っていて、ついでにそっちも気になります。私、実は左利きなんですよね・・・。
音源 etc.
Jigs on the 5 string fiddle
前半は「5弦の意味ないやん!」という演奏ですが、後半で音域が変わります。
Timour the Tartar
変則的なチューニング(D,GDgd)で、重音を多用した演奏です。
Tatiana Hargreaves fiddle and singing with Bruce Molsky
five string fiddleの演奏、弾き語りです。演奏者が小柄なので微妙ですが、普通のフィドルより一回り大きい気がします。
コメント
五弦フィドル←実は前から気になってぃます 将来自分でつくっちゃおぅかな~なんても考えています☆彡
五弦→近所ではオータムバレーでも扱っていますネぇッ 以前ここの通販で買い物した事がありますが… 楽器のニスが非常に硬い種類のものが塗ってありました…ちょいと残念ッ!! あと煙の匂いも…
さすがキワモノ好きのじぇーむすさん。The SessionのDiscussion boardでも5弦フィドルがぼこぼこに叩かれていて、変わった楽器好きの私としては悲しかったのですが仲間がいましたね。
自分で作るって、噂のホスコキットの改造ですか? 駒はヴィオラのものを改造するんでしょうか? フィドル用だとちょっと狭いですよね。もし作ってしまったら是非見せてください!
今回ご紹介してみたのはまさにそのオータムバレーです。
ああ、ニスは固いやつですか・・・質感があまり好みじゃないんですよね・・・煙のにおいもセットとなると残念ながら私がそこで買い物することはなさそうです。
踏みとどまらせてくださってありがとうございます(笑) 興味の赴くままに突っ走ったらいくらお金があっても足りないです。
☆ニス~→オー◯ムバ◯ーでも 幾つかのメーカーの製品ぉ扱っているから~他の物ゎどうだか判らないですネッ(^^*)ノ~
☆次に造り始めている{ブツ}ゎ ホスコではなく 表にまな板 裏に版木用(国産材かな?)の板ですッ その前に 製作中でニス塗り中のキットバイオリンもありますが…(^-^;)~
☆アッ6日の日曜日フィドル倶楽部{笛}に行って来ました(^◇^)ゞ 結構狭ぃ~
☆駒←ビオラ用(大きめサイズ)でも 使えそうですネッ♪ それとも欅の木かなんかで作るかなッ 自分で作れば ¥安くつきますし~ネッ
・・・いちから自作ですか?(しかもまたキワモノな素材で・・・/笑)
完成したらぜひ試奏させてください。
私も作ってみたいんですけどねえ・・・間違いなく仕事を放り出しますので(待て)。
☆フィドルゎ1から作ろぅ~!!?♪ ハイッ! 1から作るといっても 何から何までではありません 弦ゎ買ってきまァす他色々…
駒→欅でゎ×駄目みたぃ… 国産の楓か~落葉樹の…硬めで(す)の入っていない木がいぃかなぁ~? ⇒結局ビオラ用の既製品を使うのが一番簡単ですね!?♪
☆でも フィドルゎ結構簡単に作れそうですョ→材料ゎ(キワモノ)というわけでゎなく→ハンズとホームセンターで揃うブツですッ♪ 先ずゎ練習にホスコかスチュワートマクドナルドのキットぉ作ってみては 如何ですかッ(^血^*)
⑤弦仕様にするならば⇒ホスコキットの場合→弦の荷重~ネックゎ少し太めなので普通ゎ削らなければならないみたい~なのです そのまま使えば⑤弦には問題無し と言いたいところですが!!→ペグボックスが④本弦用に作ってあります ⑤本のペグを収めるには短いし(既にペグ孔もあいている)なので… ムク材から削り出さねばならないですかネッ(継ぎネックの要領でストレッチペグボックスにするのも良いかも) テールピースも自作して… バスバーもかなァ… 板の厚さについては 過去にバロック→モダンに改造された時の例からみて 大丈夫ではないかと思っています でゎグッドラック♪♪♪
☆五弦→ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラって楽器はご存じですか?バイオリンのょうなチェロのょうな五弦楽器ですが 明日の夕方2008年7月11日(金)に 豊中市服部本町の ノワ・アコルデ音楽アートサロン{http://www.ne.jp/asahi/noix/accordees/salon/}で コンサートがあるそうです 昔(バロック)の時代にも 色々な楽器があったんですねェ♪ 近所なら仕事を休んででも聴きに行ってみたいところですが ちと遠いなぁ~…