タイトルそのまま、Clareのフルート奏者Christy Barry作曲のjigです。フルート奏者が作った曲だからでしょうか、そういえば笛系以外のプレイヤーがセッション等でこの曲を出すのはあまり聴かない・・・ような気がします。
しかし、この曲はフィドル初心者にこそお勧めではないかと思います。フレーズのパターンが少ないので覚えやすいですし、8分音符3つの箇所は全部弓を返してすんなり弾ける音型ですので、jigのボウイング練習にもってこいです。メロディがきれいですから練習してて楽しいですしね。
有名曲の上に、変奏しやすいメロディなので人によっていろいろな弾き方をするようですが、例えばThe Sessionのバージョンはこんなのです。
私はこんな感じで弾いています。Shanachieがslow jigとして弾いているのを覚えたのがベースですが、いろいろなところで聴いたバージョンが混じっています。1回目はAパートのアウフタクトを弾かず、Dからはじめます。拍や小節線をまたいでスラーを付けている箇所は、小節線直前の八分音符を後ろに寄せて、次のフレーズの前打音っぽくしています。テンポはShanachieの影響で、かなりゆったりと弾くのが好みです。
セットを組むときはThe Butlers of Glen Avenueにつなげる(Kevin CrawfordのD Flute Album収録のChristy Barry's Set)のが定番らしく、The Butlers of Glen AvenueはChrity Barry's #2(あるいは単にChristy Barry's)と呼ばれることが多いようです。
セッションで「今の曲は何?」ときかれて、Christy Barry'sと答えたところ、「え? Christy Barry'sは違う曲でしょ?」と言われたこともあります。どっちが正解かというのは野暮。紛らわしいことこの上ないですが、いかにもトラッド・ミュージックらしくていいな、と思います。Christy Barry'sはトラッドではない、というつっこみも野暮です。
音源
- Irish tinwhistle - Christy Barry's jigs
- ティン・ホイッスルのソロ。
- Christy Barrys and Cooleys
- Christy Barry's #1、#2, Cooley's、Maid Behind the Barのセット。スプーンズが入っているのはちょっと珍しいかもしれません。演奏している手元が見えないのが残念です。
- Whistle tutorial - Christy Barry's Jig Part 3 - Faster
- ティン・ホイッスルのオンライン・レッスンの教材です。指の動きがよく分かるので、ティン・ホイッスルの練習にいいかもしれません。
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